[解説]
沖波(おきなみ)は夕雲型駆逐艦14番艦。舞鶴海軍工廠にて昭和17年8月5日起工、昭和18年7月18日進水、同年12月10日竣工。竣工後は長波を残し戦没した第31駆逐隊に岸波、朝霜と共に合流。そのため元々の第31駆逐隊メンバーであった高波、大波(未実装)、巻波(未実装)、清波(未実装)との面識は全く無い。
昭和19年6月、能代等と共に大和、武蔵を護衛して渾作戦に従事。 続いて小沢機動部隊や別働の31駆僚艦に合流してマリアナ沖海戦に参加。レイテ沖海戦には栗田艦隊として参加。サマール沖海戦後、鈴谷が空襲による至近弾を受け爆発炎上すると、沖波に救助命令が下された。鈴谷が完全に沈没した後も、空襲に悩まされつつも6時間に渡り救助活動を続けた結果、沖波は鈴谷艦長以下412名の救助に成功。
1944年11月13日、マニラ湾で待機中、米軍の艦載機による激しい空襲を受け、マニラ湾に集まっていた木曾、曙、初春、秋霜とともに甚大な被害を受けた沖波は大破着底の末、放棄された。残骸は戦後になり浮揚・解体された。
なお今回のサブタイ元ネタは再び「中の人」ネタに戻って現在放送中の百合アニメ「安達としまむら」より・・・ですが、この並びだと安達=沖波(鬼頭ちゃん)が眼鏡にドキドキしていることになるなw。
【過去ログ】