[解説]
不知火(しらぬい)は陽炎型駆逐艦2番艦。浦賀船渠にて昭和12年8月30日起工、昭和13年6月28日に進水、昭和14年12月20日竣工。朝潮型の霞と霰に、陽炎型の陽炎と不知火が加わり第18駆逐隊を編成。
太平洋戦争緒戦時は南雲機動部隊の護衛にあたる。その後はラバウル攻撃を筆頭に、2月には第二航空戦隊のポートダウィン攻撃、ジャワ南方機動作戦、セイロン沖海戦に参加。ミッドウェー海戦には攻略部隊輸送船団の護衛として参加。
しかしキスカ島護衛作戦にて米潜水艦の襲撃を受け大破。内地に帰還後、大修理を経て復帰した時には既に陽炎が沈没していたため、北方海域を担当する霞、薄雲、白雲(未実装)からなる第9駆逐隊に編入される・・・が不知火が合流する前に白雲は撃沈されている。マリアカ海戦以後の輸送作戦の最中、薄雲も米潜水艦の雷撃で撃沈され、第18駆逐隊は不知火と霞の2隻のみとなってしまう。
最期のレイテ沖海戦では志摩艦隊の一員としてスリガオ海峡に突入を開始したものの、那智が大破炎上漂流中の最上と激突し損傷。更に前方に炎上する扶桑や山城の惨状を望見したため、敵艦隊との絶望的な差を察した志摩艦隊は反転。不知火はその後、友軍の救助活動を行っているところを、米軍機の空襲により爆散・轟沈。
なお今回のサブタイ元ネタはF提督も検死官役で出演していた推理(?)アニメであるが、実はF提督のキャラは・・・と終盤呆然とさせられる展開の作品である。
【過去ログ】