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[解説]

曙(あけぼの)は、綾波型(特II型)の8番艦。吹雪型駆逐艦としては18番艦。大阪・藤永田造船所で昭和4年10月25日起工、昭和5年年11月7日進水、昭和6年7月31日竣工。横須賀鎮守府籍の朧・曙・漣・潮で第七駆逐隊を編成。第一次上海事変での長江水域の作戦や日中戦争での上陸作戦支援などに従事。

太平洋戦争開戦時には、長門以下柱島の主力艦隊が南雲機動部隊出迎えの名目で出撃した際には護衛として随伴。だがその帰り道に大時化に巻き込まれ、無線封鎖と当直将校の不慣れのためか艦隊から落伍し迷子に。一人ぼっちでとぼとぼと帰る羽目になり、結果的に本土でお留守番に。

珊瑚海海戦では、MO機動部隊の一員として参戦。曙が翔鶴の、潮が瑞鶴の直衛を行っていたが、米空母ヨークタウンの攻撃隊に発見され、攻撃を受けた。瑞鶴はスコールの下に入って難を逃れ、曙が護衛していた翔鶴に攻撃が集中することとなり、米攻撃隊が「敵空母撃沈」と2度も誤報するほどの被害(実際には大破)を出した。その後、瑞鶴を護衛して呉海軍工廠へ帰投。

レイテ沖海戦では、志摩艦隊の一員として参戦。スリガオ海峡海戦で大破し撤退中の最上を護衛するが、途中で米軍の空襲を受けて最上は航行不能となり、曙が生存者約700名を救助した後に雷撃処分を行っている。

昭和19年11月5日のマニラ湾港空襲で直撃弾2発を受けて炎上、航行不能に。更に11月13日の、米航空母艦艦載機によるマニラ湾空襲の際に、船首切断され隣に係留されていた秋霜と共に大破して着底。

「艦これ」内ではいきなり提督のことを「クソ提督」と呼ぶ異質の艦娘だが(提督を「クソ」と呼ぶのが曙で「クズ」と呼ぶのが霞)、これは史実で囮にされたり、翔鶴を護りきれなかったことへの過大な責任追及だったり、敵潜水艦と超至近距離(潜望鏡を乗組員が直に丸太でぶん殴れる距離)での死闘を演じさせられたりと貧乏籤を引かされ続けたせいだと思われる。

だが艦これが長く続くにつれ、限定グラフィック・限定ボイスが大量に追加され、随分艦娘生活を満喫している様子に。特にF作業モード(秋刀魚釣り)はグラもボイスもノリノリであり、そんな様子を岸波から「ぼの先輩」と呼ばれ慕われていることが判明。最近実装された秋霜からは「ぼのぼの」呼びされている。

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