000Abukuma
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[解説]

阿武隈(あぶくま)は、軽巡洋艦長良型6番艦。浦賀船渠にて大正10年12月起工。大正12年3月に進水するも関東大震災発生により大正14年5月にようやく就役。

昭和5年の夜間演習中に北上と衝突事故を起こし艦首を大破させた事があり、これが「艦これ」内で「北上が苦手」と言う理由である。なおこの際の改修のお陰で旧型の長良型の中で只一隻近代的改修がなされた総合戦力アップしたため「艦これ」内の軽巡戦力としては雷撃でのフィニッシャーから輸送まで一番こき使われることにもなっているw。

真珠湾攻撃作戦においては空母機動部隊警戒隊用に臨時編成された第1水雷戦隊旗艦として参加。

キスカ島撤退作戦にも第一水雷戦隊の旗艦として参加。この作戦はキスカ島を包囲していた連合軍に全く気づかれることなく無傷で守備隊全員の撤収に成功したことから「奇跡の作戦」と呼ばれる。

しかしレイテ沖海戦ではスリガオ海峡より西村艦隊の後に続いて突入したが、敵魚雷艇群の攻撃を受け損傷。潮とともに戦線を離脱し、応急修理を行って出航するも、間もなくB-24爆撃機30機の空襲を受け撃沈。

「艦これ」内では野水伊織の珍しいキンキン声ボイスで「私の指示に従って下さい! したがってくださぃぃぃ!」と常に叫んでいる印象だが、これもまた史実で第1水雷戦隊旗艦として数多くの駆逐艦の統率に苦労したことが反映していると思われる。

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